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小さな家づくり(その9:雨どい工事)
このような「小さな家」といっても雨水の影響は大きく、雨水の処理を怠ると屋根から落ちる雨水が地面の土を跳ね上げて家の壁がドロドロになってしまいます。
そこで、それを防止するため「雨どい」を設置することにしました。
まず、横どいと縦樋をそれぞれ建物に取り付けました。
横どいは建物の軒に平行に金具を取り付け、それに引っ掛けて取り付けます。
ただし、左右どちらの方向へ雨水を流すかによって傾斜をつけなければなりません。あまり傾斜を付けすぎるとデザイン的には不安定になりますし、傾斜が少なすぎると雨水が流れにくくなってしまいますので、適切な傾斜が難しいです。。
建物の軒に取り付ける金具。
横どいから流れてくる雨水は集中枡で雨水を集め、エルポ管を通して縦どいに。
  集中枡からエルボ管によって縦どいに流れるように設計されています。
  縦どいはひさしの柱に金具を取り付けて管をリング状の部品で固定しています。
  現在は雨水をそのまま道路の排水溝へ流していますが、ゆくゆくはこの場所に雨水の収集タンクを設置し、雨水を貯めて畑のみずやり等に利用することを考えています。
  雨どいが美しく取り付けられると、景観も良くなり、雨だれ防止の効果があります。